●四方胴付き平枘接ぎ(しほうどうつきひらほぞつぎ)
四方胴付き平枘接ぎ(しほうどうつきひらほぞつぎ)とは、枘(ほぞ)の胴付き(どうつき)が四方である平ほぞ接ぎ(ひらほぞつぎ)のことです。
四方の「方」とは、領域のことと考えて良いと考えています。
Figure 1 をご覧ください。
枘穴(ほぞあな:mortise)を掘った角材A(女木、めぎ)の面と接触する角材B(男木、おぎ)の部位を胴付き(どうつき:
tenon)と言います。
この場合、角材B(男木、おぎ)の胴付きには三つの領域、すなわち I、II 、III と IV とあります。
胴付きの領域が四領域有るので、四方胴付きと呼びます。
Figure 1 四方胴付き平枘接ぎ(しほうどうつきひらほぞつぎ)
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