●柿渋(かきしぶ)
柿渋は平安時代から使用されている日本固有の伝統的な材料です。
(1) 製法:「渋柿を圧搾し、搾汁から製造する方法」と「渋柿に加水、腐熟させる方法」の2種類があります。
製造法によってカキタンニン含有量が異なるので、用途や柿の品種(地域)によって異なります。
(2) 効能化学成分:渋柿中の柿タンニンが発酵過程で酸化・重合化したポリマーです。
(3) 効能:耐摩耗性、耐水性、防水性、撥水性、防腐性など多岐にわたります。
(4) 用途:木材・紙の塗料、布の染色剤の他、サプリメント、医療、金属捕捉剤、ガス補足材などの用途があります。
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